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あなたの価値観はほとんどが「思い込み」
あなたは自分の価値観について考えたことはありますか? 僕は憧れだった志望大学に合格した後、浪人生を中心に受験勉強の指導をしていますが、受験生の多くが抱いている共通点があるように思います。
・自分の頭で志望校合格は無理
・模試の結果がE判定、偏差値低いから無理
・受験当日まであと◯ヶ月だから到底間に合わない
毎日、このようなマイナス思考を抱きながら過ごしていませんか? このような思考は、自分自身の価値観のようで実は違います。上に挙げた3つの内容を紐解きながら解説しようと思います。
1.周囲の人(親・友人・先生など)からの意見を自分の価値観に取り入れている
あなたは、このように自分の能力を過小評価していませんか? では尋ねますが、それは過去に聞いた誰かの意見ではないですか? 親や兄弟、友人、先生があなたの成績をみて「無理」だと言ったからではないですか? 僕たちは周りの人の意見を盲目的に自身の価値観だと思って過ごしていることが少なくありません。
あなたが本気で努力して取り組んでいない段階で、無理・不可能と決めつけるのは正直早すぎます。自分が駄目かどうか判断するのは本気の努力をした後にしましょう。
2.あかの他人が決めた評価基準に左右されている
・偏差値低いから無理
あなたは模試を受けた後に毎度こう感じているかもしれません。かつての僕もそうでした。模試の結果を見るたびに自分が否定されているような気分になったものです。「E判定」「偏差値48」毎度こんな結果を目にしていると、気落ちしてしまうのも無理はありません。
ですが、偏差値とは「自分の点数を全体からみた時にどの辺りに位置するか客観的に比較しやすくしたもの」です。
偏差値は、模試を受けた受験者数によって、また全体のスコア平均点によっても前後します。つまり、あなたの実力が鮮明にわかるのではなく、模試を受けた人の中での自分の立ち位置がわかるということです。
聞いたことあるかもしれませんが、模試で良い判定を受けていても本番でうまく行かないケースがあります。
一つは、受けた模試のレベルが本番よりも低い場合。仮に本番よりもレベルの低い模試で良いスコアを取って「良い判定だ」と満足していると、足元をすくわれるわけです。なぜなら、受けている模試によっては必ずしも本番通りのレベルで対策できていない可能性かあるからです。センター試験レベルの模試で良い結果が出ても、それは合格を保証するものではありません。
3.一般的な常識論に翻弄されている
先ほどの「あかの他人が決めた評価基準」に少し似ていますが、一般的な常識に意見を左右されている人はあまりにも多いように思います。
- 期間があと3ヶ月しかないから不可能
- 急激にスコアが伸びることなんてない
- 田舎のレベル低い高校から難関大学進学は無理
どこの誰が言い始めたかわかりませんが、可能性を否定する声があまりにも多いわけです。その声の多さに翻弄されてしまうのです。
目標を前に努力していると、「前例がないから無理」という言い訳がすぐ浮かぶかもしれませんが、意外とそうでもありません。
誰だって可能性を備えています
「期間があと3ヶ月しかないから不可能」と言っても、ブログを書いている僕(トッシー)は3ヶ月で早稲田大学に合格しましたし、僕が指導している生徒さんは1ヶ月で80%〜90%まで急激に伸びたりします。
僕は基本的に、信じられるのは「自分」だけだと思っています。誰がなんと言おうが、実際に取り組むのは「あなた」です。批判してくる他の誰かではありません。他人の意見に人生振り回されるのはまっぴらゴメンです。
それなのに、もしあなたが(他人の意見はともかく)自分自身さえも信じられないとしたら他に誰があなたを信じられますか?
自分で自分を卑下していたところで成長しません。すぐにネガティブ思考を抱くのはやめましょう。まだ誰も果たしていないくらいの高い目標に立ち向かうからこそ人生は楽しいんです。
- あなたの高校で早稲田を目指す人がいない
- 今のあなたの点数から逆転するのは無理
- 東京なんか行かずに地元で就職するんだろうな
勉強したくない言い訳は1秒で思いつきます。ですが、あなたの夢や高い目標にフォーカスして挑戦することは楽ではないです。途中で諦めそうになるかもしれません。
しかし、10年後に今の自分を振り返った時に自分の行為を誇れるかどうか、かっこいいと思えるかどうか、この観点が重要です。人生一回きりだからこそ、何か高い目標に挑戦するのが一層楽しく感じられます。いろんなことにどんどん挑戦していきましょう。その方が絶対に楽しいはずです。
感想や質問があればメール(waseda.juken@gmail.com)、もしくは問い合わせまで連絡ください。
ブログを通じてお答えできればと思います。
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